アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
はち
-
王が話し始めた瞬間奥の扉から所々赤い跡を付けた裸のラトビエが出てきた。俺らがいることに気づいた瞬間にすぐ近くにあるベットのシーツをぐるぐると体に巻きつけて真っ赤になった王妃が王に文句を言った。
「お前!サラとクルトが来てるなら服ぐらい置いとけよ!!!」
「別に息子と嫁になる者だから良いかと思ってな。
けれど失敗したな。そういえばお前パイパ、」
「ぎゃああああああああ!!」
「「・・・っ」」
サラは何故か気にしていない様だが俺は一瞬にして固まった。何故かって?それはチラッと見えたラトビエの体には毛という毛が見当たらなく、まるで産まれたばかりの赤ちゃんのような体であった。もしかして、自分で・・・?
「ち、ちがうからな!?お前ら勘違いするなよ!!」
「そうだ。私の趣味だ。」
「まじお前黙れ!!」
「・・・」
「・・・っ」
「・・・クルト」
「・・・なんだよ」
「お前もツルツルに、」
「喋んな!」
何を言い出すんだ恐ろしい。目の奥をキラキラさせて言うセリフじゃない。それより王妃が可哀想だ。未だに顔を真っ赤にさせて目に涙を浮かべふるふると体を恥ずかしさからか震えて王を殺気で満ちた目で睨むが王は心から楽しそうな笑顔で王妃であるラトビエを見つめている。カオス。
「まぁ、めでたいじゃないか。皇太子が結婚する上に孫が産まれるんだ。」
「そうだな。これから色々準備しないと。てか、服はよ渡せアホ国王」
「後でもう一度だな」
「やだもう本当に冗談が通じないのですから我が王は」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
9 / 23