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入学式9
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目が覚めたら真っ白だった
ふるふると頭を左右に動かしても真っ白
どこだろうと思っていたら
手のようなものが
真っ白な世界を割った
そこから現れたのはひろくんだった
「ひろ…くん?ここどこ?」
目を擦りながら聞いてみた
神楽「あー、ここは保健室だよw
びっくりしたよ。耳塞いでたらこっちに寄りかかってきてなんだと思ったら寝てるんだもんw
しょうがないから途中で先生に体調悪いみたいなんでって保健室に成を連れて逃げてきたよw」
「あっ…そうなのか…重くなかった?」
神楽「んー?全然?逆に成軽すぎじゃね?成何気身長高ぇ割に軽すぎるから俺の腕疑ったよw俺筋肉マッチョになったのか?!ってwたくっw」
「えっ?軽いの?!僕これでも平均よりの体重なのに…しかも、高いって言っても165くらいだよw」
神楽「俺からしたら高ぇはw俺の身長の高さわかんだろw」
「確かにひろくん僕より低いもんね!!!可愛いね!!w」
神楽「お前…しょっぴくぞこのやろー!!wこのこのぉおおお!!」
「ちょwこちょこちょはダメだって!!wきついきついwあははは…はぁ…無理wほんとwだめだ…あははw」
神楽「俺を可愛いって言った罰だこのやろ!w次はこちょこちょで済むと思うなよー!!!w」
「分かった…w分かったから手を止め…あはははw」
??「あ、あのーー…」
神楽「ん?」
「はは…ふぅ…」
やっと手が止まった…
くすぐったかったぁ…
死ぬかと思ったw
てか、誰やろ
??「げ、元気になっt…り…まし…た…か…?」
神楽「あぁ、目が覚めて元気になったよ、かずっちありがとうな。」
かずっち?「い、いえいえ。って、学校でその呼び方やめてよひろー!!僕先生何だよー???保健室の!!!僕だって、敬語で言ったんだから、ひろも敬語にしてよ!!馬鹿!」
あらー、これまた身長が低くて可愛い先生がいたもんだ!!
丸メガネの似合ってる可愛い先生
神楽「ははwわりぃわりぃw
でも、ここでかずっちに会うとわなーw思いもよらなかったよw」
かずっち?「だからーー!かずっちはやめて!!
それはこっちのセリフだよ!!名簿の名前見たらひろだーってなったのに、見た目全然違うんだもん!!最初分かんなかったわ!!!」
神楽「事情があってな?w」
かずっち?「まぁ、そうだろうね。 ひろは昔から目立ってたからw」
神楽「だから、この学校では目立たず剣技を学んで行きたいって思っ…ってやば」
ひろくんは僕に気が付いて急いで口を閉じた。
ひろくんの視線を追って僕に気付いた先生
かずっち?「あっ!!!」
「仲睦まじきことは良きかな良きかな。苦しゅうない、もっと話してても良いのだぞ。僕は空気だから。」
かずっち?「ぶふぉwごほっごほっwご、ごめんなさいw」
神楽「なんだそれw成w色々混ざりすぎてて日本語じゃねぇwあははw」
「なんだよーー!w」
かずっち?「えっと、成くん?でいいのかな。
今の話は…」
「聞かなかったことにするよw人には色々事情があって、隠したいこと、知られたくないこと、知られたらまずいこと、危険なこと。なんでもあるからね。」
神楽「ありがとう。なんか、その言い方だと成も訳ありそうだな」
ぎくっ
「そんなの事ないよw僕は何もワケありじゃあないよ!!」
神楽「そうか?まぁ、そういうことにしておいてやろう。」
「何もないってばーw」
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