アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
入学式17
-
そういえば、この学院って男子校
男しか入れない学校
あれ?
「ねぇ、おじさん」
楓雅「なんだいなっくん!」
「この学院昔は共学だったの?」
楓雅「ん?昔から男子校だよー!なんd…
おっとぅ…気付いてしまったかなっくん先輩よ」
「なんで、母さんが入れたのかなぁ
てか、なんで母さんがいたのかなぁ
んー、なんでだろー
ねー?おじさん?
僕詳しく知りたいな?」
楓雅「うん!!あのね!一さんはね昔から魔力が物凄く高いことはなっくん知ってるよね?」
「うんうん!」
楓雅「それでね!一さんの1番得意な分野が幻影だったの。だから、周りには男の子に見せて入ってきたみたいなの。僕でも見破れなかったくらいに!w
分かった時はもう、大焦りだったよw
今でもたまに幻術で男の子になって遊びに来るよ!!」
「ほうほう?幻術…ふーん…(ボソッ)
おじさんありがとう!!」
楓雅「いえいえ!」
そうかぁ、幻術ねぇ
僕知らないなぁ
そんな事聞いてない
まぁ、昔の事ならもう過ぎたことだから良いかもだけど
今も遊びに来てるっていうのは聞き捨てならないなぁ…
神楽「理事長でも見破れない幻術って…すご…」
奈緒「ほんと、大変だったw
どこどこに女の霊が!!とか、
あの部屋には女の霊がいるぞ!
夜な夜な女の声が聞こえるぞ!
とか、もう処理が大変だった…」
神楽「親父も大変だったんだな」
楓雅「あっ!そうだなっくんなっくん
兄貴と連絡取れないんだけどなんか聞いてる?ちょっと聞きたいこととか、兄貴から頼まれてたやつの報告とかしないといけないことだらけなのに繋がらなくてさ
昔なっくんに貰った通信機のこれ壊れたのかなぁ…
なっくんなら繋げられるよね?
繋げて欲しいです!!
すぐに報告したいの!!」
「ん?あぁ、いいけど、条件あるよ?大丈夫?」
楓雅「条件?なんでもいいよ!」
「おーけー!
じゃあ、繋げた瞬間騒がない、興奮しない、暴れない、大人しく、出来るよね?」
楓雅「ぎくぅっ
そ、それはぁ…」
「出来るよね?」
楓雅「はい…」
「じゃ!繋げよかー!」
そう言いながら、成瀬は胸元から深紅色の雫型のネックレスを取り出し
それに向かって息を吹きかけ、父上
と語りかけた。
ぱぁああっ
っと雫型のネックレスから淡い光が灯った瞬間
キラキラと辺りを濃く照らし始めた
成瀬がネックレスを壁に向けると
壁に向かってスクリーンのような映像が写り始め、親父と声をかけてみれば何も反応が起きずそのまま真っ白でいた。
それを不思議に思い何度も親父と声をかけてもやはり同じく反応がない。
そして、段々痺れを切らして、父上!
と声を荒らげながら叫べば
??「なぁくん!!なんだい!こんな時間に!学校だよね?もしかして、さぼり?それとも、いじめられた?!
いじめられたの?!誰がそんなことしたの!!教えて!!つb…ちょうk…お話しに行くから!!
今から行くね!!悪い虫は早めに潰すに限るからね!」
と、呑気に勝手に盛り上がってる声が聞こえてきた。
この人…こういうの治らないかな。
NEXT
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 25