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肌と肌の触れ合いが深ければ深いほど…。
「花麗、突然のことで混乱したでしょう。」
「あの人の言ったことは気にせずにーー。」
「もしかして、二人とセックスして力を得るってこと?」
二人の顔が強張ってしまった。どうやら当たりらしい。
「そんなこと、しなくても力を与える方法は有りますから。」
「でも深ければ深いほど良いって。」
「……正直、花麗はセックスすることで辛い思いを沢山してきただろう? 俺達はそんな辛い思いをさせたくないし、こうして手を触れることでも十分なんだ。」
「うん……。でも、大丈夫だと思う。二人なら、僕は受け入れるよ。」
「「!?」」
「二人とは小さい頃に出会って、誰にも言えない辛いことを全部聞いてもらってて、僕の中でも二人の存在は特別なんだ。」
白夜と剛祈をグッと抱き寄せ、その隙間に顔を埋める。
「だって、好きでもない人としかしてこなかった僕には、特別に想う二人とのセックスは、これまでに感じたことのない素晴らしいものだと思うんだ。」
「花麗…。」
「だからきっと大丈夫だよ。二人も…こんな僕を受け入れてくれる?」
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