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「どうしよう、どこに……どこか、かくれるばしょ……!」
必死に走って走って、そうして逃げ込んだ所が、あの社だった。
その頃にはもうすでに、麓の鳥居から覗く景色は薄暗くて不気味で、人の通った跡のない苔むした道が本殿まで続き、やはり社はだいぶ朽ちていた。
そんな場所への恐怖よりも、後ろから追ってくる男の方がよっぽど恐ろしかった。
ボロボロの階段を上がって、本殿の中の隅に隠れる。
「クソッ、手間かけさせやがって…。ただ可愛がってやろうと思っただけじゃねぇか……。」
ブツブツと独り言を呟きながら、本殿の中へと入ってくる。
「……こうなったら、とことん可愛がってやるよ…。」
「ヒッ!! こ、こないでっ!!」
思い切り抵抗したって、たかが5才の子供の力なんかで振りほどけるはずがない。いとも簡単にズボンを脱がされてしまう。
「あれ、なんだ…。お前男かよーーまぁ、いっか……顔がこんだけ可愛けりゃ、勃つもんは勃つんだよな。」
片手で自分のジーンズのチャックを下ろし始める。そこから出てきたモノで一体何をされるのか、恐怖で言葉も出なくなってしまった。
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