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ろく
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夏
この季節は楽しいことばかり
お祭りに、海にプール
夏休みもある
君とどこに行こうかなんて話してて、夏休みの宿題のことをすっかり忘れてたね。
海に旅行に行く事になったこの夏
初めて大好きな君との旅行が楽しみすぎて色々準備をしすぎたね。
海に行くのに何故か山登りの靴を借りてみたり。
水着と、何故かウィンドブレーカー。
前日になって、もう一度準備をし直したね。
「もー、ハルってばお菓子ばっかり」
「ヒカルだって、こんなにゲーム機要らないよ」
お互いの荷物の整理をしたりして、すごく楽しかった。
旅行当日。
電車に乗って、バスに乗り換えて遠くの海までやってきた。
海は青くて広くて、風邪が気持ちよかった。
君と来た海だから尚更よく感じた。
「泳ごうぜ」
「待ってよヒカル!」
日が沈むまで遊んでクタクタになってホテルに帰る。
温存に入ってご飯を食べて、ゲームセンターで遊んだ。
「はぁ〜…疲れた!けど楽しかった」
「僕も!」
布団はフカフカで、その上に転がれば数分で夢の中
真夜中に、目を覚ますと君も起きていて窓の外から海を眺めていた
「ヒカル?」
「ハル、起きたのか。…体力ありそ?」
「お散歩のお誘いですか?」
「ご名答」
満月。
まん丸の大きな月と、それに照らされてキラキラと光る海
る
「月が綺麗ですね」
月を見ながら君はそう言った
僕は、少し先の方へ走った。
「あ、おい!どこ行くんだよ。危ないぞ」
「ヒカル!大丈夫、貴方なら月明かりが無くても来られるでしょう」
「ハル…全く…」
走って僕のところまで来てくれる君。
ちょっと面倒かけたかな。ごめんね。
「……死んでもいいわ」
月明かりが照らす中、キスをした
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