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ちゃらお君のハジメテ(2)*
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予想はしていたものの、恭弥が余りにも痛がって泣くために静は止めるか迷っていた。今日このまま無理やりヤって二度としたくないと言われては元も子もない。
「恭弥、止める?」
もったいないけど…なんて思いながら尋ねる。
「……」
恭弥は何も答えなかった。と言うより迷っているようだった。
(今やめたら…せいはこんな中途半端で終わられるの嫌だろうし…俺だったら面倒くさすぎて二度と相手にしたくない…今だってずっと我慢してくれてるし…)
静が恭弥に対して面倒くさいなどと思うことはないだろうが、恭弥は悪い方にばかり考える。
(それに、もし仮に次があったとしてもその時もきっと痛いだろうし今やめたって変わらない…)
それなら今やっと痛みに慣れてきたのだしこのまま続けた方がいいんじゃないだろうか?どうせ明日は休みだし…そんな風に恭弥は考えて結論を出した。
「痛くてもいいから続けて…」
その言葉に静は心の中でガッツポーズを決めたいくらいに悦んだ。
(言質は取った)
恭弥の健気さに反して静は最低だった。
もちろん『痛くてもいい』と言われたからと言って、痛いだけの行為を静がするはずもないが。
ひとまず恭弥の強ばった全身を何とかするか、と静はローションのボトルを手に取り蓋を開けると恭弥のモノにたっぷりとかけた。ぐちぐちと音を立てて竿を扱き、掌で円を描くように亀頭を擦る。
「あっ…ん、んん…ふ、ぅ…はぁ……ぁ」
緩急をつけて扱くがイカせる気はないのか余り激しく動かすことは無い。
暫くすると恭弥の全身から力が抜けていき、後孔の締め付けもキツすぎた先程とは違い程よいキツさになった。
すると静は左手で恭弥の乳首をカリカリと引っ掻き、右手で恭弥のモノの弱い部分を刺激し始める。どろどろになった恭弥のモノを握り込み、親指で裏筋を、人差し指で尿道口を集中的に責めた。
「んっんんっ…あっ…く……ぅぅ……あ゛っ……ゔぅ……」
恭弥が乳首や陰茎への刺激に油断して喘いでいると、静が自身のモノを恭弥のナカに押し込んだ。
ぐぐぐっと恭弥の狭い後孔の奥を押し開くように静がゆっくりと腰を進める。その痛みに恭弥が呻き声を上げ、思わず両手で静の腹を押し返そうとした。
しかしその両手を静が片手で纏めて捕まえた。そのまま静は抵抗する恭弥の両手を抑え、右手でモノを弄り、更に腰を進めた。
コリっと静のカリが恭弥の前立腺を掠め、恭弥がビクッと跳ねた。恭弥が眠っている間に静が散々弄んだ前立腺は敏感になっており、僅かに擦れただけなのに襲ってきた快感が強すぎて恭弥は目を見開いて固まった。
「ん?気持ちよかった?」
サッと血の気が引いた。静の口元は弧を描いており、恐ろしいほどの嗜虐心が見て取れた。
(やば…やばい……なんか、やばい…)
何がやばいのかわからなかったが、それでも脳内で警鐘が鳴り響くようだった。恭弥はゆるゆると首を振って怯えた目で静を見詰めていた。
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