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ちゃらお君はドM(2)*
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恭弥は引きつったままの顔をで静を見下ろしていた。20代も後半に差し掛かっている男だが、そこらの芸能人より綺麗な顔をしている上に、なんとも素敵なキラキラ笑顔を見せたのだから当然であろう。
だが、言っている内容と状況が悪すぎた。アイドルファンなら100年の恋も冷めるかもしれない。いやむしろさらに惚れるだろうか?
ほぼ裸の男を膝に乗せて、自らは性器を露出させて、ブツをあてがったと思うと「腰おろして♡」なんて言っている男には実際にファンクラブがあるらしいが、ファンたちはこの状況を受け入れられるだろうか?
「きいてる?」
「え」
「無理やり突っ込まれたい?」
「……」
無理やり突っ込まれたいかと聞かれた恭弥は何故か顔を赤くして黙り込んだ。まるで照れているかのようにモジモジとしながら。
(やっぱこいつMだろ…)
静は内心でそんなことを思いつつも今はそうじゃなくて、と思い直す。
「今度縛って動けなくして犯してあげるから今日は自分で腰おろして?」
「ん…………ん????」
大人しく従おうとして、聞いてはいけないと脳が一瞬理解を拒んだ言葉を改めて反芻して疑問符を浮かべるも、静に「早く」と急かされたために大人しく恭弥は静の肩に手を着くと腰を落とした。
「ん、ぐ………ぅ………」
蕾がぐぐっと拓かれる感覚に、ナカの肉が太いモノによって押し広げられていく感覚。人体としてそのための機能を持っていないにもかかわらず、幾度か重ねた身体はソレが収まることを許容している。
息苦しさや皮膚の引き攣れる感覚はあるものの、自分自身のタイミングやスピードで挿入出来ることで恭弥にはいつもより余裕があった。
「ん、はぁ……ぁ……んん……ふ、ぅ…」
息を吐いて恭弥は自身のナカに静のモノを飲み込んでいく。苦しさを軽減させ、かつ快感を拾える方法をもう恭弥は知っている。受け入れる時は息を吐いて力を抜くのだ。そうすればお互いが気持ちいい。
「んっんっ」と声を抑えながら腰を振る恭弥は実に官能的で魅惑的だ。静は恭弥が目を瞑っているのをいいことに無音カメラで写真を撮る。しかしそれだけでは満足出来ず、動画まで撮り始めた。
恭弥が腰を振っているにもかかわらず何も言わない静が気になって目を開けた恭弥と目があったのは静ではなくカメラのレンズであった。
「なっ!?何してんの!!」
「ん?動画撮ってる」
「そ、な、何で」
当然のように答える静に恭弥は言葉に詰まる。
「何でそんなの撮るの!」
「出張とかあるだろ」
「だから何!?」
「んーわかったわかった。ちょっとうるさいから喘ごうな」
「は?何言っんあっ」
一旦スマホを置いた静が恭弥の腰を掴んで一気に突き上げた。
話している途中でそんな行動をとられて恭弥は声を抑える余裕もなく大きく喘ぎ悶えた。
タンタンと下から何度か突き上げられた恭弥はヘロヘロになって静にしなだれかかった。
「座ってられない?…………ベッド行こうな」
そのまま、静のモノが挿ったまま抱っこされた恭弥はまた小さく呻くように喘ぎ、ふわふわする頭の中で「やばい…」と思いながらもどうすることもできなかった。
結局寝室でもされるがままとなって静に落ちるまで乱された恭弥は朝目が覚めて痛む腰や尻に顔を顰めた。
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