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最奥を、竜一の剛直に激しく掻き回される。
「……あっ、!……ゃあ、それ……ゃっ……」
わからない……もう、わかんない……
自分が自分で無くなっちゃいそうで……怖い……
首を小さく左右に振り懇願してみせれば、竜一の動きが瞬間止まる。
それでも腸壁は熱く蕩け、その剛直を愛おしむ様に咥え込み、ヒクヒクと痙攣している。
竜一も感じているのか……
それに刺激され、ぴくぴくと脈打ち硬さを増していく……
苦しそうに呻いた後、再開された……ピストン。
「……っン、ぁ、あぁ…ん、」
自然と奏でてしまう声が恥ずかしくて、抑えようとするのに漏れてしまって……
両腕で目元を隠し、口を塞ぐ。
……きもち、いい……
全身がゾクゾクと粟立ち、止まらない……
閉じた瞼の縁は熱く濡れ、吐く息も……熱い……
蕩けて脱力してしまっているのに、自分から腰を振ってしまっているのに気付いて、もっと恥ずかしい……
僕のナカが熱くうねり
竜一を離したくないと、何度も何度もキュウきゅうッ、と締めつける。
「……さくら、……感じてんのか……」
驚いた様な竜一の声。
目元を隠す腕を掴まれ、簡単に剥がされる。
「……ゃ、……は、ずかし……」
ちらりと熟れた瞳を竜一に向けた後、直ぐに視線を外し、首を横に傾け首筋を曝す。
そこに竜一の視線が注がれているのを感じれば、壊れそうな程心臓が早鐘を打ち、頬が上気する。
「恥ずかしがんな……今更」
「……ゃ…、」
「もっと声、聞かせろ」
「…ぃ、ゃ……」
そう言ってるのに、竜一はもうひとつの腕も簡単に剥がしてしまう。
「……色っぽいな………さくら……」
恥ずかしげもなく、竜一が低く甘い声で囁き、目元を優しく緩ませる。
その表情を見た途端、胸の奥がズクんッと甘く痺れる。
……こんな顔をする竜一、初めて見た……
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