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「……触んな」
「なんで怒ってんの」
「怒ってねーよ」
あの後ぐずってどうしようもなくなった律を仕方なくホテルに連れてきた
すると突然ヤンキーモードになった
それでも無理やり布団に押し込む。
もう面倒くさいから早く寝てくれ。
「……寝れない」
「なんで」
「うるせぇ」
んーんー言いながら何度も寝返りを打つ姿をぼーっと見つめる
あの一件に関して感謝してはいるが、だからといって特別何かをしてやる気もない
遊び仲間として、少し話を聞いてやるくらいの緩さが俺達にはちょうどいい距離だと思う
「……ヤる?」
寝れないと割り切ったのか、突然そんなことを言い出した
「…やりてーの?」
「うん」
1回目の時本気で痛がってたし、本当に申し訳ないけど血も出させてしまって、もう2回目は無いなと思っていたけど意外にもそうではなかった
律が痛いということは必然的にこっちもかなり締め付けられて痛いが、慣れてくれば少しきつめの締め付けとあの熱さは気持ちい。
男女共に見ても綺麗な顔をしている律の乱れた姿はかなり煽られる。
「途中でやっぱり嫌は無しだからな」
「言わねーよ」
ベッドに横になる律の側に行く
「痛かったら言えよ」
スル、とズボン越しにそれに触れた
「…痛いの嫌」
「がんばりまーす」
「なんで棒読みなんだよ」
「中すげー狭いし無理かも知んない」
俺の身長が182で、律は多分170あるかないかくらい。そうなるともう根本的に身体のつくりが違う。
細いし、言ってしまえば多分後ろもこういう行為には向かないんじゃないだろうか。
かなり狭い。
2回目は時間をかけて慣らして挿れたけどすぐに意識を落としてしまったし、抜くときだって身体に力が入った
けどまぁ、律エロいんだよな…
なんか毎回激しめなの求められるし。
痛くねーのかな。律がそれを求める以上俺は何も言わない。
俺は気持ちいだけだし。
「分かった」
それでも律は何だかんだ見られるのが恥ずかしいらしい。
脱がせると毎回布団で下半身を隠す
「見えねーんだけど」
「…見んな」
でも強引に布団を捲った。
毎回、蹴りが飛んでくる。
軽くかわしてその足を掴むとそのまま広げて、律のものに触れる
「気持ちいなー」
「は、ふざけんな…っ」
それでもあまりにも恥ずかしそうにするので適当に薄い布団を下半身にかけてやる。
隠れたそれは見えないので、仕方なく手の感覚だけで刺激しながら抱きしめる
慣らしている間に空いた手で相手を引き寄せてしまうのは癖なのかもしれない
女を抱いているときも、律を抱いているときも毎回やってしまう。
でも抱きしめていると、感じたときに震えるから分かりやすい
何も見せてくれない律は特に。
「……っん、」
布団越しに弄っていればビクッと背中が震えた
「律、顔見せて」
いつの間にか枕で顔は隠されていた。
お前はほんとに何も見せてくれねーな。
「…っあ、ぁ…」
小さな声が枕越しに聞こえる
渋々と枕を取って顔を見せてくれた律。
こいつほんと顔だけは良いよな。
顔にかかった髪に触れてから頭を撫でる
「…っ、」
体が震えて、眉間にシワがよる
いやほんとに顔良いな。
「…ひろ、っ」
その後散々ヤッて、行為は律が完全に落ちるまで続いた
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