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08
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ホテルのカーテンの隙間から朝日がさす
丁度それが顔に当たって、あまりの眩しさに目が覚めた
顔だけを動かして隣を見れば律はまだ寝ている。
その寝顔はどこかあどけなくて、起きているときよりも幼い印象を受ける
柔らかそうなきれいな黒髪。無意識のうちに髪を撫でていた
身長もそうだが、頭のサイズも俺よりも小さくて派手に転べば割れてしまうんじゃないかなんて思う
律には言っていないけれど、俺の職業は警察。
更に言えば真面目な方だし給料もそれなりにもらっている。
仕事終わりに飲み歩くようになったのもつい最近の話。
真面目すぎる、堅苦しい現状に嫌気が差すのと同時に、俺のしている事は俺じゃなくても出来るんじゃないか、そんな風に自分の存在意義すらも分からなくなってきたので、少しもの反抗として仕事終わりに飲み歩く様になった
そこで出会ったのがこいつ。
本当に自由に、心の動くままに俺に接してくるやつだった
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