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「シャツは脱がさないでね」
「なんで」
「…あんま見られんの好きじゃない」
でた。わがまま。
まぁ律が嫌だと言うなら無理にはしないけど。
ちゅ、と頬にキスをしてからするりとズボンに手をかける
「…はは、ちょっとタイム」
声に反応して顔を上げれば赤い顔で照れたように小さく笑っている律がいた
この顔は初めて見た
「なーに?」
あえてゆっくり問い掛ければ俺の手を掴んでズボンを下げる手を抑えられる
「……なんか恥ずいんだけど」
可愛い。
黒のスウェットの下からは白くて細い足が覗いている
弱い力で抵抗する手を離させて、下を脱がした
「……布団、隠して」
言いながら近くの布団を引き寄せようとする腕をまたもや抑える
「恥ずかしいの?」
前回したときも、布団で隠してたもんな。
元々、脱ぐこと自体が恥ずかしくてじっとしていられない性格なんだろうけど、前回と反応が違う気がする
だってここまで赤い顔で照れていなかった
少しでも俺に対して新しい感情を抱いてくれたのかと思うと嬉しくならないはずがなかった
「大丈夫、暗いし見えてないって」
まぁ、見えてるけど。
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