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ふわふわしてるとか、優しいとか、笑顔が可愛いとか、そんなことをよく言われる。
けどそれはあくまで外面で、実際は全くそんな事なかった。
昼間は髪で隠しているいくつものピアスホール。
おろしている前髪も、今は軽くオールバック。
黒の革ジャンに黒のパーカー、硬いブーツ。
実は背中と太ももに龍の入れ墨も入れているしヘソピもしている。
「…遅え」
仕事のストレス?反動?よく分からないが、この『あまりよくない事』をしている感覚がたまらなく好きで、止められない
就職をしてから私生活の落ち着きは無くなっていきついに一昨日、男のものを後ろに受け入れてしまった。
元々私生活に落ち着きはなかったけど悪化した気がする。
たまらなく痛かったし苦しかった。でもあの、頭が真っ白になる感覚に久しぶりに心の底からテンションが上がった
だからああいう行為はもう止められない。
今目の前にいるこいつが俺の後ろに自分のものを突っ込んだやつ。
思いのほかデカくていろんな意味でムカついた。
「別に遅くねぇだろ。時間通りだっつーの」
「30分も遅れてるけどまぁいいや。
それにしても、今日はいつにも増してヤクザっぽいな」
「あ?一々突っかかってくんな」
夜に飲み歩くようになってからの付き合い
とは言っても会うのは今日で3回目。
「まぁそう怒んなって」
「別に怒ってねぇよ」
そいつの隣に座ってタバコに火をつければ、すぐに距離を詰めてきた
するりと太ももに触れ、今日もいい?と聞かれる
「…そのつもりで来てんだっつの」
「可愛いよなそういうとこ。なんか必死でさ」
妙に上から目線な言い様に、そいつを睨む
「早くやりたいんだけど。もうホテル行く?」
こいつも溜まっているらしい。
つっても、少なくとも一昨日ヤッたはずだが。
睨みの効果はまるで無かったらしく迫られる
適当に頷けばそいつは直ぐに会計を済ませた
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