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後日
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家に帰ると父さんは居なかった
元々、居座るようなタイプじゃないから元からいるとは思っていなかったけど。
むしろ居たら困る。
困るっていうか、うわーやだって思う。
父さんがいなかったことにホッとしつつもリビングを素通りし、寝室に向かう
その最中、怜さんに貼ってもらった湿布に手を当てていた
こんなに首や額は冷たく感じるのに、その反対側は至って常温でふわふわしてた
湿布ってすごい…
ベッドにごろんと倒れ込んだ
─────明日、学校行こうかな…。
怜さんのおかげで少し気持ちが元気。
でも、この痣で学校に行けば怪しまれることもあるかもしれない
やっぱり学校に行くのは痣が完全に治ってからにしよう
はぁ、と息を吐けば眠気が襲ってきた
昨日明け方まで抱かれていたせいで、シャワーだとか後処理だとかで一睡もできていなかった
メールの通知がピロン、と音をならした気がしたけどもう目を開けるのが億劫で、そのまま意識を手放した
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