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南雲大輝side
望「そろそろ寝る?」
嶺はいつの間にか望の腕の中でうとうとしとる
眠れないって言ってたのが嘘みたいや
そっとベッドに嶺を寝かせて望が離れると
嶺「嫌…離れんで?」
すぐに目を覚まして手を伸ばしていた
大「嶺、ちょっと待ってな?俺で我慢できる?」
俺が近づいて屈むと手を伸ばして抱きしめてきた
別に望やなくてもええんか?
俺も強く抱きしめ返すと安心したんかそのまま眠った
望「神ちゃんはたぶん誰でもええねん…信頼してる俺たちの中なら…」
少し寂しそうにそう言った
やっぱりみんな、好きな人の特別になりたいよな?
俺やってそうや
嶺の一番になりたい
でも、嶺が俺たちを必要として求めてくれるなら今はそれでええわ
嶺が抱きついたまま寝てしもうたからベッドに俺もそのまま寝ることにした
嶺のベッドは大きいから、俺と嶺がベッド
望と流星が布団を出して眠った
…
自然と目が覚めた
俺らの中でたぶん朝強いんは俺ぐらいやんな
相変わらずずっと抱きついて眠る嶺の寝顔を見てやっぱり信じられん
こんな天使な寝顔の嶺があんな過去を抱えていたなんて…
嶺「ん…」
大「嶺、おはよう」
嶺「ん…はよ」
おはようって言っといて目は開けてへんし、やっぱり寝起き悪いわ
それは変わってへんやな
嶺の力になりたい
嶺は俺らに過去を話したところで何も変わらんって思ってるかもしれへんけど
絶対に助けたる
二度寝した嶺の頬にキスを落として俺も二度寝した
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