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神崎嶺side
みんなを起こして、一番起きそうにないのんちゃんを起こした
望「ふあぁっ…神ちゃんおはよ…」
手を伸ばして着たから、手を掴み起こそうとしたらぐいっと引き寄せられた
嶺「っ…」
抱きしめられてスルッと服の下に手を入れて来た
望「かんちゃーん…」
ぎゅーっと抱きしめられて安心する自分もいて起こすという目的を忘れそうになった
嶺「のんちゃん起きてや」
望「起きるー」
と言いつつも一向に起きてくれない
大「望!ええかげんにせえよっ…はよ起きろや」
流「せや!起きてさっさと風呂入りに行けや」
望「なんやみんな起きてたんかい…せっかくの神ちゃんとのお楽しみタイムが…」
流「そんなんないわ」
のんちゃんがやっと起きてくれてシャワー浴びに行ってくれた
俺の過去について話してからみんな俺とスキンシップをよく取るようになったと思う
何かと抱きしめてくるから、彼氏が一気に3人増えたみたいな感じになってる
特に寝起きはみんな必ずと言って抱きしめて来た
安心するから俺からすればすごくいいけど…無理してへんかな…
大「嶺?…どないした?」
嶺「うんん、何もない」
朝食を作っていたから急に動きが止まった俺を心配してくれたみたいやわ
グサッ
嶺「あ…」
包丁使ってたら、指切っちゃった
血が出て来た
っ!
あかん…あの記憶が蘇って
オトンが下敷きになって血がたまっていくあのシーンが…
ガタンッ!
膝から崩れ落ちた
嶺「ハァッ…ハァッ…ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…ハァッ、ハァッ」
大「嶺っ!」
流「手怪我してるやんっ」
大「嶺!…大丈夫っ俺らや!…流星!包丁取って!」
流「お、おん!」
大「フラッシュバックか…ガーゼ…流星ガーゼ持ってきて!」
流「…はいっ、」
大「ありがとっ」
大「嶺、大丈夫!嶺は悪くない、悪くないで?」
場面が切り替わって、オトンに暴行されてるシーンになった
嶺「っ嫌や…ハァッ…嫌っ…やめてっ…ごめんなさいっ!…ハァッ」
流「アカン…焦点があってない」
大「嶺…俺や…わかるか?」
大輝は俺の頬に手を添えて目を合わせて来た
そこでやっと大輝が居るってわかった
嶺「ハァッ…だぃ、き…ハァッ」
ブワッと涙が出て止まらなくなった
そして正気を取り戻してから一気にくる嫌悪感
過去に縛られてる自分も、今でもオトンの恐怖に怯えてる自分も…
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