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最上望side
なんで強がってるんやろ
ホンマは何かしんどいことがあって辛いくせに
俺らがいるのに…そんなに俺らは頼りない?
もしや迷惑かけてるって思ってるんやろか
ホンマに困った子やわ
ひとり離れた所に座って俺らのくだらない会話を聞いてる神ちゃん
そっと近づき引き寄せる
ビクッと震えた後微かに震えた手で俺の胸を押した
それをお構いなくぎゅっと強く抱きしめて
望「俺ら迷惑なんて思ってへんし…同情もしてへんよ…だから、自分から1人になろうとせんでや」
そう言った
嶺「っ…」
なんでわかったの?みたいな顔で俺を見つめて
そのあと少し顔を歪めてすっぽりと俺の腕の中に収まった
ホンマに可愛いな?
また自分が弱い人間とか思っとるんちゃうやろか?
こんなに強い人はなかなかこの世の中おらへんのにアホやなぁ
流「望、ありがと」
望「ええねん…だって、俺国民的弟キャラやからな?」
落ち着いたのか神ちゃんは外にも関わらず俺らにベッタリくっついてた
安心するやろな
みんなも可愛くてたまらんのかずっと神ちゃんのそばにおって神ちゃんを安心させてた
午後の講義も神ちゃんは落ち着いていて
今日の講義は全部終わった
望「逐一報告しろとは言わないけど、
不安になったり、過去思い出したりしたら言ってくれへんかな?
自己解決しようとせんで、もっと俺らを頼ってほしいねん」
嶺「…頼ることでみんなに迷惑かけるって思っとった
頼ることをしてこなかったからどう助けを呼んだらええかわからんねん…」
流「言葉にせんでもええ…
俺たちのところに来てくれさえすれば俺らが側にいたる…こうやって抱き締めてあげる」
嶺「おん…ありがとう」
大「人に頼ることは弱さやないで?強さなんや…嶺、嶺は弱い人間やない」
嶺「おん…ありがと大輝」
流「神ちゃんは1人やないから」
望「そうやで」
大「俺ら親友なんやろ?一緒に乗り越えていこな?」
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