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土×鴨 真選組動乱編から
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数十分後
伊東side
おかしい。
僕が薬を入れたのは土方のコップで、それを土方が飲んだのも確認した。なのに、体が熱い。
まるで僕が薬を飲んでしまったように、体が熱く火照っている。
気付かれないように、横目でそっと土方を見る。
顔が若干赤く、息もかなり荒い。
僕が入れ間違えたのではないようだ。
ならば・・・何故だ?
そんな事を考えていると・・・
ドサッ
土方に布団に押し倒された。
僕を見る目は、完全に獣のそれで。
(・・・これで、いい。僕が土方に度が過ぎた悪戯をして、返り討ちにあった。それ、だけだ。)
土「・・・伊東ォ」
伊「・・・なんだい」
土「一度でいい。・・・一度でいいから」
これで・・・いい。
土「キス、させてくれ」
伊「・・・え?」
一瞬思考が止まり呆然としている間に、土方の整った顔が目の前にあった。
伊「ん・・・んん」
柔らかい感触に、動き始めた思考が再度全て停止する。
その隙に唇を割って入ってきた舌に、口内を荒らされる。
伊「んん・・・ふっ、ん・・・」
息が苦しくなって、涙を滲ませると、漸く解放された。
土「ごめん・・・もう、しねぇから」
伊「・・・嫌だ」
土「すまねぇ・・・二度としねぇ」
ああ、そうしてくれ。
そう言おうと思ったのに、薬のせいで思っていることが全て口から出てしまう。
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