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東さんに
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ハルが休憩しに行った後、僕はさっきのことを東さんに話した。
白咲さんのこと、ハルのこと。
最初白咲さんの話をした時は眉をひそめて話を聞いていたのに、ハルの話をした時は呆れ顔をしていた。
「さっきからすごい表情豊かだけど……」
「あぁ、ごめん。気にしないで!
じゃあまず1つずつ問題を解決してこっか〜」
「問題…」
「そ。まずは由理花ちゃんからだね〜」
正直僕はハルの親友?に相談するのは気が引けたけど、僕の相談相手なんてハルか東さんしかいない。
ハル本人に言うのが出来なくて、東さんに相談した。
「俺も正直由理花ちゃんは苦手でね…
でもやっぱりまだ晴のことが好きなのか〜」
「…やっぱり??」
東さんの言葉に引っかかる。
「晴からは由理花ちゃんのこと聞いたんでしょ?
実は2人が別れた2年後かな?由理花ちゃんの友達が言ってたんだけど、別れた後もずっと晴の後を追ってたらしくて…簡単に言うとストーカーと化してたんだよね〜
でもストーカーするだけで話しかけたりはしなかったから、南ちゃんに想いが爆発しちゃったのかも。」
「ストーカー…」
「そこで晴の話になるんだけど、これは晴に相談した方がいいと思う」
「えっ」
「正直これは晴が必要不可欠だし、南ちゃんが身を引くのはおかしいと思うんだよね〜
嘘ついたのは晴に謝って、相談しよ?
きっと許してくれるよ」
でも、そうしたらハルが…
僕がいなくなれば全て解決するのに…
すると東さんは聞きたいことがある、と僕に問うた
「俺思うんだけど、なんで南ちゃんはすぐ死のうとするの?」
思いもよらぬ質問に驚く
だって、僕がいなくなれば全て解決するのだからそう思うのは当然……
僕は思ったことを言ったけど、それを聞いた東さんは大きなため息をした。
「…俺、自分を大事にできない子嫌い。
多分、晴もそうだと思う。」
「なっ!?」
突然豹変した東さんに僕はただただ戸惑うことしか出来ない。
さっきまでの、軽いノリだけどちゃんと相談に乗ってくれる東さんじゃない。
今の東さんは………何故か怒ってた。
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