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リビングに行くとご飯を頬張りながら優が呑気に話しかけてくる。
「どうだったー?」
「なぁ優、お前南と喧嘩した?」
「南くんがそう言ってたの?」
「いや違うけど…」
「うーん、僕は喧嘩なんかしてるつもりないけど〜。僕なんかやっちゃったかな?」
………有り得る。
優の何気ない言葉に南が傷つく…とか。
「お前なんか南に言った?」
「えー覚えてないよそんなことー!
てかなにこれめっちゃ美味しい〜!僕ハルくんが作るご飯好き〜」
「そりゃどーも」
なんかはぐらかされた気がするが、もうこれ以上遊からは何も聞けないだろう。
優がご飯を食べた後すぐ家から追い出した。
まだいるやらなんやら言ってたが南のことが心配だ。
それに優がいるなら夕食を食べないと言っていたんだ。さすがにお腹が空いているだろう…
「南ー?もう優帰ったぞ?」
もぞもぞと動き、布団から顔だけ出した南。
正直言って小動物みたいで可愛い…
つい…出来心でプクりとした頬をつんつんとしたのだが、穏やかだった心はすぐに慌てることになった。
「えっ!???!あっつ!!!!!!」
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