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バケゆかを殺すセーター 前半 化鱈
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side タラチオ
皆さんこんにちは、タラチオです。
突然なのですが、俺はバケゆかという変態女装野郎と付き合っております。
そして今、俺はーーーーー
バケゆか「ねえタラチオ、これ着て♡」
その変態女装野郎に馬乗りになって乗られています。
重いからどいてくれ。
……………………………………………………………………………………………
数分前のことだった。
いつものようにバケゆかの家でゆっくりしていると突然インターホンがなり、バケゆかが出た。
どうやら宅急便で何か届いたらしい。
このとき妙にバケゆかがニヤニヤしていたことに俺はそこまで気にしていなかった。
このときの俺に言ってやりたい。
今すぐ自分の家に帰れって。
「何が届いたんだ?やけに嬉しそうだな」
バケゆか「ん~?ふふ~♪いいものだよ~?」
バケゆかは受け取った段ボールをウキウキしながらハサミで開封していた。
バリバリと音をたてて何か箱の中から取り出したかと思うと、それはいくつかの女物の洋服だった。
なんだ、またいつもの女装グッズか。
気にすることもなかったな、と引き続きスマホをぽちぽちといじっていると
バケゆか「見て!タラチオ!」
「ああー?……って何だそれ!?」
バケゆか「えー?タラチオ知らないのー?」
いや、知らないわけがない。
バケゆかが箱から取り出した物は
いわゆる、「童貞を殺すセーター」というやつだ。
バケゆか「いやーやっと届いたー!楽しみにしてたんだよねぇ♪」
タラチオ「おいまてまさかそれ自分で着るつもりじゃねえだろうな?てかどこで着るんだよ?」
冗談じゃない。
いくらこいつが変態女装野郎だとしても俺の恋人なのだ。
誰かにこのセーターを着たバケゆかを見せたくない。
いや確かに似合いそうだけれども。
バケゆか「ぷっ…あっはっはっは!!さすがにこれは自分では着ないよww」
「あっ…ああ、そうだよな。」
良かった…ちょっと安心したわ
バケゆか「着るのはタラチオだよ♪」
は?
「はあああああああああああああ!?!?」
いやいや冗談だろ!?
普段から女装したりしてるお前ならまだわかるが俺だぞ???
確かに過去にゴスロリっぽい服は着たことあるけど←
さすがに俺が童貞を殺すセーターはきついだろ…
バケゆか「タラチオ絶対似合うって!!」
「似合うわけねえだろ!」
バケゆか「いいからいいから、遠慮しないで♡」
「待て待て近付くな」
そしてバケゆかは俺に馬乗りになって
バケゆか「ねえタラチオ、これ着て♡」
「絶ッッッッ対に嫌だ!」
バケゆか「………そっか。嫌なら仕方ないね」
あれ?
今回はやけに素直じゃねえか。
ま、分かればいいんだ分かれば。
バケゆか「タラチオのかわいい寝顔写真、Twitterにあーーげよ!!ついでに混ぜメンのLINEにも送ろ!あ、そうだ最近towacoさんとも仲良くなったからtowacoさんにもーーー」
「おい馬鹿マジでやめろいやあのごめんなさい今すぐ着ますすみません!!!!」
バケゆか「………っしゃあ!!!!ありがと♡」
こいつ…
てか俺の寝顔の写真なんていつ撮りやがったんだよ…
……………………………………………………………………………………………
後半に続きます!
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