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東京サマーセッション 5
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side タラチオ
屋台を適当にぶらぶらまわっていると、俺の少し前を歩いていたバケゆかが振り返った。
バケゆか「タラチオ!」
「な、なんだよ」
なんだ?ほっぺをぷくーって膨らませて
「なんか機嫌悪そうだな…俺、何か気にさわることでもしたっけ?」
バケゆか「ここで問題!なにか今日は違う気がしませんか!」
違うところ……?
うーん…
あ、もしかして
「ああ、まあ気にしないでいいんじゃねえか?…太ったこと(ボソッ)」
バケゆか「ぶん殴るぞ?(低音)」
「あっ、サーセン」
バケゆか「髪の毛切ったの!ちょっとだけだけど!」
「あ、わ、悪かったって!…確かに、ここらへんすっきりしたな」
俺がバケゆかの髪に触れながら言うと
バケゆか「…………ばか//」
バケゆか「行くよ!」
「え、ちょ、おい!」
バケゆかは俺の浴衣の袖を引っ張りながら、小走りで進んだ
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