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凪を抱きかかえて浴室に一緒に入ると、久米さんの指示で最初はお湯に浸からせるのではなくて
室内の椅子に座らせた。
反応してしまっているのが辛いのか恥ずかしいのか、それとも怯えているのか、
凪は椅子の上で小さく蹲る様に震えている。
見ていてかわいそうだ。
「じゃあ最初は少し温かいくらいのシャワーを出してあげて、声をかけながら
足元に当ててあげて」
言う通りにシャワーを出して温度を調整すると、凪に声をかけて「大丈夫だ」と言いながら
足先に軽くお湯を当ててやる。
最初はビクッとして小さな悲鳴を上げたが、手を握ってやると少し落ち着いて
脚からだんだんと力が抜けていく。
最初は反応していた中心も、性的興奮は治まってきたようで
さっき俺の腹に当たった状態から硬度は低くなっていて、
足先にお湯を当てる度に、そこもぴくぴくと揺れるだけになった。
久米さんに言われる通り、バスネットにソープを出して足先からゆっくり洗ってやる。
泡で撫でれた瞬間、体を大きくびくつかせて中心が硬度を増したが、
できるだけくすぐったくないように、それでいて傷つけないように強めに擦ってやると
気持ちよさそうな鼻息が漏れた。
「気持ちいか凪」
声をかけて手を握ってやると、気持ちよさからか、またはのぼせてきてるのか
とろんとした表情になってきている。
「消毒はしてるけど、お尻周りと性器のところもよく洗ってあげてね。
男同士だから恥ずかしいとかはないだろうけど、私がいたんじゃ多少気まずいでしょう?
5分程度外すわね」
そう言って、くすっと笑った久米さんが部屋から出て行く。
正直俺は気まずさを感じていたので、出て行ってくれて有難かった。
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