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「…っ、…ふぁ……ンむ……ッ、」
大きく反り立ったソレは全然口に収まらなくて、
頭を上下するとほんの半分ほどで喉を突いてしまう。
無理、と思いながらも、喉を開いて押し込んで
少しでも満足して貰えるように奉仕した。
「っ、…っ、ンぅ、ふ……ッ、ッ"…ぶ…、」
「噎せてるじゃないか、健気だな。」
「…っ、ぅぐ……っン"ン、…ぅ、っ…、」
出来ない分苦しくても頑張らないと、となんとか頭を動かし舌を絡めていると、
そう褒めてもらえて、
すり…と、頭まで撫でてもらえて、
喜んだのもつかの間。
「でもそれじゃ、いつまで経っても終わらないぞ」
「、ッ…!!、ン"……っ、ン"、…〜〜ッ!」
グンッ、と頭を押さえつけられ、
入っちゃいけないところまで、貫かれる。
「ッ!…、…っ、〜〜…ッ、!!」
「フッ…よく締まるな。」
完全に嵌められた喉が、息をできない
拘束された身体は抵抗も出来ずにされるがままで
意識が霞んで、目を剥き、噎せる
頭を掴みおれの喉全部を性欲処理に使うお客さんはガツガツと欲のままにおれを動かし、擦られるたび喉は噎せるような吐き気と恐怖で引き攣り続ける
「っ、ッ…、ッ"……!!」
醜い水音をたて根元まで押し込まれるたび、お客さんの肌に何度も何度も唇が当たり、喉は灼けつくように痛んだ。
ごふ、と噎せても、律動は続いて。
も、むり………
意識が落ちかけた時、
限界でビクビクと痙攣していたおれの頭を押さえつけたまま、お客さんはついに動きを止め、
喉奥へ直接流し込むように、大量の欲を吐き出した。
ごぶっと精液で溺れ死にそうになるのに
出し終えても頭は離して貰えず、朦朧としながらその欲を飲み下すと、漸く、解放してくれて。
ずる、と長いソレが抜きさられ息を吸い込む。
酸素を急激に取った肺は痛み、どろどろと白濁がへばりつく喉は噎せ、どさっと横に倒れ込んだ。
「っ…げぅ、……が、っふ…」
飲み切れなかった精液が上がってきて口を伝う。
朦朧とした意識で、また怒られる…と考えていると
ふわ…と優しく頭を撫でられた。
「よく頑張ったな。良かったぞ。」
「……っ、!」
倒れるおれの横にしゃがみ、口元を拭うと
穏やかな笑みを向けてくれる。
弱った身体を抱き上げると、優しく抱きしめてくれ。
痛みと恐怖ばかり与えられ極限状態になっていた心に向けられる優しさは、驚くほど簡単におれを壊して。
頑張れば優しくして貰える、褒めて貰える。
そんな意識が脳に刻み込まれた。
さっきまで死にそうになっていたくせに、
恐怖で冷え切っていた身体を抱きしめられる温かさに心から安堵し、自ら求めて、短い腕で縋り付いた。
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