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哀願するようにおじさんをじっと見つめる。
その人は一瞬驚いたような顔をして
車椅子のレバーを操作し、こちらに来てくれた。
轡をぐいと引っ張り、首に掛けるよう下ろす。
「……私に何か用かな。」
「…っ……ゆるし、て……」
もう嫌です、やめて下さい、
口をついて出たのはそんな言葉ばかりで、
おじさんは溜息をついた。
「……ふむ。聞くんじゃなかったかな。」
「ッ……!まって、…ごめんなさい…っ」
また轡を嵌められそうになり咄嗟に謝って。
やめてはくれない、なら、
どうしたら楽になれるんだろう。
玩具を止めて欲しい、もう解放して欲しい、
痛いのも怖いのも嫌だし女の子扱いもされたくない。
汚い、触らないで欲しい、咥えるのも、
犯されるのも辱められるのも、全部全部嫌だ。
自分が訳分からなくなるのが、いちばん怖い。
「……おれ…苦しい、の…もうやです………」
「………」
「…おじさんだけがいい……それじゃだめ…?」
べそをかきながら尋ねると、おじさんは笑った。
「連中の相手はもう嫌かい?」
こくん、と頷くと、そっと玩具に手を伸ばされる。
「…そう。きみも良さそうに見えたけどね、」
「っ…、…ン、ぅぅ…っ、」
「こんなオモチャでそんな顔出来るんだから。 」
「…ッ…ゃ、……やめ…っ…、」
「"やめて"ばかりだね。少しは素直になりなさい 」
「…、ぁ、あっ、…っ…ぁぁ……!」
ぐっと押さえられた玩具が深くナカを抉って、
ビクビク震え指先を丸めまた達する。
身を捩り快楽の余韻に震えていると、おじさんは
カチ、とバイブのスイッチを切った。
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