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16-1 日常 (短編集)
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「あー…、最高…」
「ぅ…ぁ…っ、」
お客さんが中で果て、ねちっこい律動が終わる。
握りしめていたシーツを離し、
枕へ埋めていた顔を横へ向け、息を吸い込んだ
「…っぅ…ぐすっ…」
「ふふ、すっかり震えて可愛いね。」
「ッ、ぁ…ぅあ…っ、」
後ろから挿れたまま座らされ、
お客さんの上でピクピク引き攣り背中を預ける。
まだ硬いそれが、おなかを押し上げ圧迫して
長時間犯され続けた身体は力が入らず、
踏ん張ることも出来ずにただシーツを蹴る。
浅い息になり、涙が頬を濡らした。
「おや、きみはイけなかったのかい?」
「ッ…いら、な、…っやめ、…」
「そう言わずに。ほら、出しなさい。」
「…ゃ…だ、っ…ッゃ…、んぅっ……!」
ぐちゅぐちゅと扱かれる手に触れても勢いは変わらず
ぴゅく、少量の白濁がシーツに落ちる。
「……っは、…はぁ…っ」
肩を震わせぐったりと息を整えていると
身体を撫でるように指が這って。
身動ぎすると、ナカの粘液が嫌な音を立てた。
「染み込むまでひっついていようか。」
「ゃ…っ…ぬい、て……」
「テレビつける?きみの処女喪失でも見ようよ」
「ッぃや……だ、っ…ぉねが…っらから…」
彼の手を、力の入らない手で握りしめる
「じゃあもう一回する?どっちでもいいよ」
「………っ、」
お客さんは愉しそうに笑っていて眉が下がる。
やめてくれないんだ。
…なんとかシーツに足をつき、腰を浮かせる。
既にとろとろのナカで、お客さんのものを擦り上げた
「っ…ぁ…、んぁ あっ…ッ、!」
チカチカ、視界が明滅する。
拙い動きが偶然にもイイトコロを抉り、達して敏感になっている身体は簡単に快楽を拾って。
動く余裕もなくし震えていると、おれの肩越しに前を覗き込んだお客さんが、また性器をしごいた。
「ぁ…あ……っひぅ……ッ」
「………はは、苦しい?ほら、頑張って。」
胸にも触れ、その人は嬉しそうに愛撫を始める。
何度も出した性器は柔らかいまま手に収まって。
おれは朦朧としながら涎を垂らす口を噤んで
その人が達するまで、震える身体を拙く動かし続けた
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