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21-2
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「……っせ、世良さん……」
「はは、声震えてる。目隠し嫌?」
「ッ……、へ…き…です…」
不安そうに腹あたりの服を握りしめ立つ少年の肩を抱き、簡素なパイプベッドへ誘導する。
シャツ一枚にさせたユーリをベッドの上で座らせ、汚れないよう自身のコートやジャケットを脱いでいく。
袖を捲りながら様子を見れば、ちょこんと体育座りになった少年はぎゅっと膝を抱え、落ち着かないらしい足先をもじもじと動かしていた。
非日常に満ちたこの部屋で、無力な少年が黒い目隠しに視界を覆われ、不安そうに身を守る。
シャツから白い脚が出ている無防備な姿はゾクゾクと嗜虐心を煽った。
「……お待たせ。それじゃあ始めようか」
準備を済ませ、小さく丸まる少年を後ろから抱きしめるように腰掛ける。
襟から覗く細いうなじを指で撫でれば、視覚を奪われた少年はビクッと反応し一層身体を固くした。
ーーユーリとは、幾つか決めた事がある。
「…脚、隠さないで。自分でひらける?」
「……っ…は、ぃ……ッ」
耳へ口を寄せ声を掛ければ、抱えていた脚から手を外し、立てていた膝をゆっくりと開く。
震える手はまたシャツを握りしめ、M字に開いた脚の付け根でちいさく主張するそれが空気に晒された。
羞恥に背を丸める上体をぐいと引き寄せれば、小さな子供の身体が肩口にぽすんと収まる。
「…少し反応してるね。恥ずかしいの好き?」
「っ、…ぅ……」
「まだ何もしてないのに。期待して可愛いね」
黒い細布の奥で不安そうに下がる眉をくすりと見下ろし、石鹸の香りのする首筋へ顔をすり寄せる。
離れないよう片手で抱いたまま、開かせた脚の付け根へとろりとローションを垂らした。
「………ん、っ……」
ゴムを被せた指で秘部を撫でる。
小さな入口をくちくちと弄りナカヘ入れれば
甘い吐息を漏らしながらも受け入れて、静かな部屋に水音が響く。
「…、ふ……、ぅっ…」
しこりを指が掠めれば、ぴくっと反応して。
開発された身体に反し、恥ずかしそうに口を袖で抑える少年の頭をぽんぽんと撫でる。
挿れている指を中で拡げて、柔らかくなったことを確認する。もういいだろうとゴムを外し用意していた玩具へ手を伸ばせば、体を預けていた少年はびくりと気配を窺った。
「……気を張るのは結構だけど、きみが意識するのはこっちだよ」
「っ、…?」
「…今日は"ここ"で気持ちよくなろうね」
くん、と下腹を押さえる。
へそより下、性器に近いところを意識させるべくくりくりと指を動かせば、腹を撫でられた少年は戸惑った様子で身じろいでいた。
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