アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
前置き…!?
-
俺、鈴木真人はこの間県立の中学を卒業した。
俺の進路的には、この後は家の近くの高校に行くはずだったんだけど…
なぜか俺は今、
すごいでかい、
「ここマジで学校か!?」
って言いたくなるほどでかくて、なんかオシャレな学校の前にいる。
「あー、俺たち学校卒業したんだよなぁ。全然実感わかねぇな。」
「そーだな。それよりどーする?今から卒業祝いと称して遊びに行っちゃう??」
「おー、いーねいーね‼‼」
「お前ら的には卒業よか遊びに行く方が大きいわけね」
「あったり前田のクラッ」
「古いって!」
「まーそれはいいとして…。今日俺ん家こねぇ?誰もいねーから騒ごうぜ!」
「お前ん家かよー、まあいいけど」
「俺行くー」
「俺も行く。真人はどーする?」
「あぁ、俺も行…」
~♪~♩♫~
「っと悪い!ちょっと待って」
「おー」
リュックから携帯を…あれっ、どこだ?
あった!
俺ってばいつもこうなんだよなー
家帰ってからリュックん中整理しようかな…
っと電話でなきゃ…母さんか。
「もしもしー。何?母さん。俺今から…」
『真人』
……だれこれ。
俺の知り合いにこんな威圧感のある声の奴いたっけ?
「あのー。すいません、どちら様でしょうか?」
『ああ…。私が分からないか』
「え?あの…」
『分からなくて当然だな。会ったこともないんだから』
「は?え?どちら様…」
『私はお前の祖父だ』
「…え?俺の祖父ってことは…おれのじいちゃん!?」
『そうだと言っているだろう。そんなことより…明美が死んだ』
「は?……えっ?明美って…俺の母さんの明美?」
『あぁ…そうだ。お前の母親で、私の娘の明美だ』
「……っ、なんでっ!なんでいきなりっ!朝元気だったし、式んときだってちゃんとっ!なのにっ!えっ?いつ?はっ?えっ?」
俺は明らかに動揺して、言いたいことがまとまらないっ
だめだ…ちゃんと聞かなきゃいけないことがたくさんあるのに…‼‼
『落ち着きなさい。とりあえず、今お前のところに迎えをやったから…そこから動かずにいなさい』
「…はい」
『じゃあ、またあとで』
ブチッ
ちょっと落ち着いた
…迎えって言ってたから、待ってればいいのかな
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 35