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淫魔くん、乳首開発④
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それから何分経ったのか、玉木は宣言通り直接的な刺激は何も与えなかった。
キスや耳、首筋などを重点的に責め、たまに思い出したかのように指が少しかすれる程度。
媚薬のせいか、ルイの乳首はいつもより色濃く、ピンと張り詰めている。
ルイはもう半泣きの状態で、玉木に触ってと何度もねだる。
しかし、玉木は折れず、じっと食べごろを待っていた。
心なしか、先ほどよりも大きくなったようにも見える胸の飾りにルイは羞恥を露わにする。
もともと快楽を感じるための場所ではなく、最初は何故そこを触るのかさえも分からなかったのに、何だかすごく卑猥なものになってしまった気がして、いたたまれない。
もういっそのこと、手で隠してしまおうと胸に手を伸ばすと、パシッと手を掴まれ、阻止される。
「こら、なに勝手に触ろうとしてんの」
「ち、ちが…っ」
「…ん、まあでもそろそろ良さそうだな」
玉木はそういうや否や、すっかり勃ち上がってしまった乳首をピンッと指で弾いた。
――瞬間、ルイの体はこれでもかというくらい大袈裟に跳ね上がる。
「ひゃあ…っあ、」
「…お、すっげ」
今まで焦らされてきたからか、突然与えられた強い直接的な刺激に体は大きく反応した。
(すごい、ジンジンするよぅ…っ)
ルイの反応にすっかり気をよくした玉木は、上機嫌でそこを弄り始めた。
破裂してしまうんじゃないかと危惧してしまうほど硬くなったソコを、親指と人差し指で摘まみ上げ強弱をつけて押し潰す。
それだけで、ルイの腰から背中にかけてゾワゾワとした快感が駆け巡った。
自分の意思とは関係なしに、口からは甘い声が漏れてしまう。
「ふぅ…っん、や、ぁ、ごしごし、しないれっ…」
「んー?気持ちいいだろ?」
本来快感を得る場所ではないのに、そこで気持ち良くなってしまってることがダメなのだと、ルイはどうにかして玉木に伝えたいのだが口から出るのは意味のないものだけで。
ルイは、そんな自分の声を聞いているのが耐えられなくなったのかぐっと下唇を噛んだ。
しかし、そうやって声を押し殺すルイを、玉木が面白いと思うはずもなく。
玉木はより一層強く、ぎゅ、ぎゅっと摘まみ上げる。
痛いくらいの刺激なのに、やはりそれを上回るぐらいの快感がルイを苛む。
いや、いやと首を振ろうが目の前の男は聞いてくれるほど優しくない。
散々指で弄ばれ、ぷっくりと腫れ上がってしまったそこに玉木はゆっくりと顔を近づけた。
そして、何をされるのかルイが気が付くのよりも先に桃色の粒をぱくりと口に含んだ。
「…っやぁ、それっ…」
片方は熱い粘膜に包まれ、もう片方は指で器用に弄られ、ルイは神経がすべて乳首に集中してしまっているような感覚に陥る。
まるで飴玉を舐めるかのように舌の上でころころと転がされ、固く尖らせた舌でつつかれる。そして時折、その快感から逃れようと身を捩らせると咎めるかのように歯を立てられる。
噛まれたあと、優しくねっとりと舐められるとどうしようもなく下半身が疼き、勝手に腰が跳ね上がった。
小さな快感が積み上がり、今や体の中にどうしようもなく大きな熱が渦巻いている。
今にでも弾けてしまってもおかしくないのだが、ルイの細やかな抵抗がそれをせき止めていた。
「もーイきそ?」
「うぅ…っん、は、っ、わかん、なぁ…ッあぁ、ん…っ」
「あ、そ。まあ確実に感度は上がってるみたいだけどな」
ふう、と息をかけられるだけで腰が仰け反る。
自分の意識がすべて、胸の先に集中しているのが嫌でもわかった。
「あ…っ、ひ、いん…ッ、も、イキた…っぃ」
「ん、いいよ。…イケって、ほら…ほら、」
身体中を渦巻く熱に耐えられなくなったルイは、イキたいと言葉を漏らしたが…玉木の手は下半身に伸びることはなく、やはり乳首のみでイカせようと手の動きが速くなる。
乳首なんか気持ちよくない、イクはずがないと言っていたルイだが、大きな快感の波がすぐそこまでせり上がってきていて、今にも弾けてしまいそうなのが分かった。
つい先ほどには想像もできないくらい、ぷっくりと赤く勃ち上がってしまっている乳首を爪でカリカリと引っかかれたり、ぢゅう、と強く吸われるともう駄目だった。
「…あ、あ、や、やら…っ、く、りゅ、きちゃ…あっ、アッ…やっ…、だ、ーーーッッ!」
「…は、」
渦巻いていた快感の波が一気に弾け、ルイの体が大きく跳ね上がる。
その瞬間、ぷしっという何かが噴き出る音と共に、玉木の顔にほのかに甘く香る何かが飛び散った。
ビクビクと痙攣するルイを余所に、玉木は自身の顔にかかった謎の液体を指で拭う。それは白色で、粘っこくなくどちらかといえば水のようにサラサラしている。
「…なんだこれ、…母乳?」
「…ふぇ…?」
同じ色をした液体が、なんとルイの乳首からにじみ出ているのである
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