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噛み返し
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「と、とにかく、手当てしないと!」
あ、俺絆創膏持ってない。
保健室に取りに行こうと花の膝から降りる。
「待って虎くん。」
「おわっ!」
花に手を引かれてまた膝に戻される。
「いいから。それに今行ったら体調悪くないのバレちゃうよ。」
「あ、そっか…。」
さすがに剣の気遣いを無下にしたくない。
「虎くん。」
「なに、ぁ、いっ…!」
首に少し強い痛みが走り、痛みで目が潤む。
「噛むだけって…。」
「あんな事したらエッチしたくなるよ。」
「あ、うぅ、」
生温かい舌が首から鎖骨へとゆっくり這う。
「や、ぁ、」
鎖骨へ向かった舌は引っ込められ、今度は強く吸われた。
「ゃだ、ここ、がっこ…あっ、」
「ん…大丈夫。ここ人来ないから。」
いやいやと首を振っても彼は構わず俺のシャツのボタンに手をかける。
「やだ、やだっ、花っ!」
「黙って。」
「んん!」
強引にキスをされ、強制的に声を出せなくなる。
自分の舌を引っ込めようとしても彼の舌は逃がさず絡みつく。
「んぅ、ふ、あ、」
ボタンが外され、露わになった肌を花の手が優しく撫でていった。
すっかり熱なった体は彼の手の冷たさを際立たせる。
ダメだ、俺、もう…。
『ガチャッ』
「あ!花斗く…。」
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