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架空線13
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いいから!こっち、コレ見ろって!
んあ?
上着を少し上げた彼が、屹立した雄を見せていた。
それは昔の様な腹に当たる程の反りではなかったが、もたげた頭が上を向いて立派に顔を出している。
な、んだよ? 勃ってるじゃないか!
彼の指で角度を変えるとソレが揺れる。
ズクンと股間に感じる強いモノに肩がピクリと震えたが、目の前のソレがいつ元に戻るかも分からない今、自分の事などどうでも良い。
膝を折りもう一度口元に運ぶ。
彼の太股に手を添え大きく開け舌先で誘惑すると、彼の手によって運ばれたモノがイタズラに頬をはたいた。焦らされるとは露程も考えておらず思わず見上げた時の彼の顔は、ニヤリと意地悪く笑っていた。
本当に入れたいのは、上のクチじゃないだろ?
嗚呼クソ。
硬さも不十分なシロモノをぶら下げた分際で、二十代と変わらないセリフで俺を誘うとか、意味が分からない。
それなのに疼きだした下腹部に呼吸が乱され、発情期のイヌの様に開いた口から涎が溢れた。乾く舌先を引っ込めると喉がなった。
ケモノの様な荒い呼吸で彼の太股をぐぅっと掴んで、歪んだ彼の表情を鼻で笑った。
ホラ、コレが欲しかったんダロ?
わざとらしい言い方が、強がりとも本気とも思えて俺も同じ笑みで便乗を決めた。
脱ぐの、手伝えよ?
立ち上がるが先か 剥ぎ取られるのが先か。
とにかく顔の真ん前に向き合った時には、手首と足首に服が縺れていて、どちらが捕食者か分からない状態の二人がベッドに倒れこんだ。
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