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ゆさゆさと揺さぶられると奥がジンジンと疼いて腰が揺れる。
体温の低い恋人の熱はとてもアツく、受け入れている後孔から全身に熱と快感が拡がっていく。
「まッ…、まさ……ンンっ」
名前を呼びきれず、恋人を求めて腕を伸ばした。
「遥登」
「まさ、さ…まさ…」
アツい。
まるで逆上せているみたいだ。
アツくてクラクラして、溺れそう。
快楽に涙が滲む。
ボヤける視界でも端正な顔は分かる。
格好良い俺の恋人。
俺だけの正宗さん。
蠕動する肉壁を掻き分けイイトコロを擦り上げてはカリまで引き抜き、長岡は本当に優しく抱いてくれている。
触れ合うどこもかしこもが気持ち良い。
「遥登」
「ま…まさ、ね…さ」
「抱き付くか」
肩を掴んでいた手を首にまわし腰を抱かれると、入り込んでいた陰茎がグリっとイイトコロを刺激した。
たまらず回した手でシャツの襟元を握ると首元に赤い線が伸びる。
ピリッとした刺激に長岡は三条の爪が引っ掛かった事が解ったが、仕事中はワイシャツで隠れる箇所。
気にする事なく腰を揺らした。
「あっ、…まさ…きもちっ…ぃ…ぁ…」
「俺もきもち。
とけそ」
「ほし…ぃ……んンっ、…あっ、ぜんぶ…く、だ…」
「ん、全部遥登のだ」
自分を甘やかす言葉に三条の理性が崩れていく。
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