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遠くて近い香り※
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「やらしくうねって……っあー、先っぽきもちいー」
簡単に達してしまった敗北感で涙があふれてくる。そんな僕を抱き寄せ、彼はうっとりと腰を振った。
満月色をした髪がさらさらと鼻先をくすぐる。
いい香りがする。
包み込まれるように甘くて、花のようだけど花じゃない。かいだことがあるような──。
「じゃ、次はこっち」
「ンっ!?」
すっかり気を取られていた僕は、そこを両方いっぺんにひねり上げられたのだと理解できなかった。
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