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決心
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キヨside
今日こそ…
「ヒラ、伝えたいことがあるんだ」
帰り
「話したいことって何?」
……
……
無駄な沈黙
口に出さなきゃ
「前もあったね…こんなこと…」
!!
「ちゃんと聞くから言って…」
大丈夫。言える。
「俺……!」
ヒラside
俺も"君"に伝えたいことがあるのに…
いつも黙ってしまう
"君"からの言葉をいつも待ってばかり
自分から言えない…
俺は今日も黙る
どうか俺に勇気をください
「俺…」
ごめん…キヨ…言えないや
怖いとかじゃない、口に出せないんだ……
キヨside
「俺…」
ひとつひとつがうまく言えない…
でも…!
「俺…
ヒラのこと…「翔!」」
!?
ひらひらとした服に2つ結びな小さな女の子。
妹はいないはず…いとこ…?
「椿、どうしたの?」
女の子は"椿"というらしい
「高校生の翔をみたくてね!会うの2年ぶりだし!………?」
どうやら俺に気づいたらしく…
「翔の………友達?もしかしてキヨ……?」
名前…?
「うん、そうだよ」
「キヨ!一度会ってみたかったの!翔ってね!いつもキヨのことばっかりでね…___」
ヒラが俺のこと…
めっちゃ顔が熱い!
ヒラも!なぜ頬赤らめてるの!?
なんか気まずい…恥ずかしい…
「…?」
ヒラside
椿……
キヨに会わせちゃいけない人…
「翔ってね!いつも…__」
恥ずかしい…
やっぱりキヨのこと言わない方がよかったのかな?
でも…今日楽しかったこと、学校であったことはいつも必ずキヨがいる…
ほとんどキヨとなんかした話ばっかだ
もう恥ずかしくて心臓がもたない
「椿!もう行くよ…」
「うん、あ!自己紹介まだだったよね!柳原椿!キヨ君!また会えたらたくさんお話しよー!」
「キヨ…話切っちゃってごめんね」
ただただ恥ずかしい
逃げたい
話…………
なんだったんだろう…
俺があの状況だったら言えるのかな?
よし!次のチャンスがきたら頑張って
君に伝えるよ
…………………
「君の姿」と同じ名前でいきたいと思います!
あまり、女子がでるというのないですよね。←それだけ
~柳原椿~
身長、145cm。
高校1年生。私立の名門女子学園に通ってる。
ゲーム、アニメオタク。
ふわふわしてて言いたいことはズバッと口にだす性格。少し天然。
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