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肉じゃがに味噌汁、浅漬けにご飯。定番だけど一番嬉しい夕食が食卓に並ぶ。
「悪いねこんなものしかできなくて。今度は調理器具もってきますよ。」
さらりと今度と言われてどきりとする。
「あ、ビール。私も貰っていいですか?今日は待機じゃないんですよ。」
「どうぞ」
冷蔵庫からビールを取り出しわたす。
「じゃあ、遠慮なくいただきます。」
ごくごくと嚥下するたびに喉仏が上下する。ただ飲んでいるだけで凄くセクシーだ。
目が奪われていると、ぱっと目線が合う。
「えっち。」
いたずらっぽい顔で笑う
「え?」
「えっちな顔で私のこと見てましたよ?」
はっとなって自分が凝視してしまっていたことに気がつく。
「すいませんじろじろ見たりして…あの決してそんな目で…」
と慌てて否定すると
「嘘。俺のこといやらしい目で見てただろ。すげーたまんねー。」
口調が変わると、またあの目つきで眼鏡の下で光らせている。
「前言撤回、ちょっとだけ味見させろよ」
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