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「兎丸くんは三交代で忘れているだろうけど今日は日曜だよ。
刑事は休みです。
まあ、休日出勤だったんですけれどね。それで署内で君が倒れたって話題になって慌ててここにきたんですよ。
これ使ってください。」
と言って、大量のスポーツ飲料を渡される。
「大丈夫ですか?
動けますか?
今おかゆを炊きますから、待っていて下さい」
あまりの剣幕に押されつつも
「あー、すみません。
風邪とか具合が悪くなったとかじゃないんですよ。
倒れては居ませんし。
ちょっと発情期が来てしまってですね。
抑制剤うつと怠くて…あと万が一フェロモンが出て周りに迷惑かけないようにと…」
「よかった…」
強い力で抱きしめられる。
頼る勇気…
「あの、良かったら少し抱きしめてもらっていてもいいですか?
なんか弱気になっちゃって」
この人なら俺が頼ってもきっと包み込んでくれる気がする。
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