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ピンポーン
チャイムがなると同時に眼を覚ます。
ドアの覗き窓から見ると顔なじみの隣の交番の巡査長の長瀬が立っている。
慌てて鍵をあける。
「今晩は。明日から兎丸さんが休みの間に臨時で時々来ることになりました。」
「あ、そうなんですね。よかったらお茶でも」
「いえ、兎丸さんもお辛いでしょう?今日はこれで失礼し…
と、踵を返そうとした時に戸が開く。
咲夜だ。
咲夜の顔をみた長瀬が血相を変える。
「あ、椿警部補、どうされましたか?兎丸さんは発情期で休みですよ。貴方はαで万が一の事があっては…」
咲夜の眼光が一瞬するどくなる。
「そうでしたか。大変なところに失礼しました」
そう言ってスーパーの袋を持ったまま帰ってしまった。
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