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クロ、ちょっと気になることがある【1】※R-18
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コハクが遊びに来た晩、クロは気になることがあった。
「…死神先生、か」
ブラッドに髪を乾かしてもらっている最中、ぽつりと呟いた。
牛頭はもう帰宅しており、広い屋敷にはクロとブラッドの2人だけだった。
髪を乾かし終えると、ブラッドと一緒に歯を磨く。
そして、寝室へと移動する。
クロにとって、長い夜が始まるのだ。
「なぁ、ブラッド」
「何?」
「コハクを飼ってるあの、人外…死神先生、だったか?あいつ何者なんだ」
「…どういう意味かな」
「あいつ、なんかやばい匂いしたって言うか…どっかお前と同じ匂いがするって言うか…」
クロは昔から勘が良く、特に悪い予感は的中率が高かった。
「死神先生の種族って、何なんだ?」
「………そうだね」
「…いっ!」
ブラッドはクロの肩を乱暴に掴んで、ベッドに押し付ける。
「今晩、ちゃんといい子にしてたら教えてあげてもいいよ」
「……この外道が」
「俺のご機嫌、ちゃんと取って行かなきゃ」
普段なら抵抗するクロも、今は黙ってブラッドを睨みつけるだけだった。
その様子に満足したのか、ブラッドは寝巻きを脱ぎ捨てる。
「いつも始めに、ご主人様に御奉仕しろって教えてるよね」
「………」
「ほら、気になること、あるんでしょ」
クロは唇を噛み締めて、自身の寝巻きのボタンを外す。しかし、ボタンを外すだけで手を止め、脱ぎはしなかった。そして、ゆっくりと起き上がると、ブラッドの顔をチラリと見る。
ブラッドはクスリと笑うと、ベッドの上に座って足を伸ばした。
「舐めて」
「…くそ」
クロはまだ勃っていないブラッドのペニスに顔を近づけると、恐る恐る舌先で舐めた。
「…いい子」
「…ん、ふ…ぁ」
クロはペニスを左手で扱きながら、唇で甘噛みするように口に含んでいく。しかし、極力ブラッドとは目を合わさないようにしていた。
「もっとしっかり咥えなきゃ」
「んぐ…ぅ…っ」
大人しく命令を聞くクロに、興奮を覚えたのか、徐々に勃ってきた。
「ふ、ぁ…っおい、勃った、から…」
「よく出来ました。じゃあ今度は自分で後ろの準備してくれる?」
このままでは終わらせないと言わんばかりに、ブラッドは言った。
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