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「とりあえず、今日はもう寝ていいから。」
「ここでですか?」
「うん。ってか、住んでいいよここ。」
「え!?それ本当ですか...?」
「あぁ。嘘じゃない」
でもそれは迷惑かける事になるし...
僕的にはすごく助かるけど、借金返してもらって家にまで住ませてもらってって。
普通に考えて初対面のやつにこんな優しくするか?
なんか裏があるのかもとか考えちゃうじゃん。
まぁ、どうせ失ってたはずの命だ。
ここで裏があったところで何もない。
「じゃあここに住ませてもらいます。
その代わり、家事とか出来る事させてください」
「それは助かるけど、お前まだ学生だろ?中学?」
「高校生です」
「あぁすまん。高校行かなきゃじゃないのか?」
「考えてなかったです。行ってもいいなら行きたいですけど...」
「全然行っていいよ...?でもまぁ今日は金曜日だし二日間ゆっくり休みな」
「ありがとうございます」
この人を信じよう。
「おやすみ」
「おやすみなさい」
あぁ...この人の名前。
聞き忘れてた。
僕の名前すら教えてないや
明日しっかり自己紹介しよう。
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