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借金なくなったし、新聞配達のバイト辞めようかな
それとも、放課後のバイトやめるか...
どうしようかな
新聞配達辞めるんなら、早めに言わないとな。
まぁ今日はとりあえず急ぐぞ...
龍也さん待たせるわけにはいかない。
「はい、これよろしく。」
「行ってきます!!」
「はーい」
ここの人達は皆んなあったかい。
2年くらい続けたバイトだし思い入れもある。
放課後のバイト辞めて、勉強に当てようかな。
終わったぁぁ〜
足疲れた、、、
「ただいまで〜す!」
「おつかれ〜今日もありがとう
はい、今日の給料」
「ありがとうございます!!」
龍也さん待たせたな...
「お疲れ様〜」
「待っててくれてありがとうございます!」
「いいのいいの、それに全然暇じゃなかったし」
「それなら良かったです...!!」
「家どこ?」
「ここから3分くらいのとこにあるんで、案内します!」
ここに来る事ももう無くなるのかな...
まぁ、来ようと思えばこれない距離じゃないし、大丈夫だろう
この家使わなくなるならもう売ってもいいな。
龍也さんにお金少しでも返せるなら良いよね。
「ここです、この家!」
「これか。荷物作るの俺も手伝おうか?」
「お願いしても良いですか...」
「何手伝えば良い?」
「ここに入ってるのこの袋に入れてもらって良いですか?これは学校のなんで全部使うので!」
「おっけー」
使ってない服はここに置いてこ。
充電器とかゲームとか...って言っても大したもんないけど。
一人になってからはゲームとかほとんどやってなかったしなぁ...
「龍也さんってゲームとかするんですか?」
「時々するよ〜めちゃくちゃ暇な時ね」
「そうなんですね〜」
じゃあゲーム器たちも持ってこ。
「俺の終わったよ〜他に何かある?」
「龍也さんの家で僕が住むのに必要になりそうなものってなんですかね?」
「布団とかは俺の家にあるの使って良いよ」
歯磨きとかどうしよ。
新しいの買おっかな。
「冬夜が自由に使える部屋作ったるから、もっていきたいものあるなら持ってけばいいよ」
「部屋...良いんですか?余ったりしてるんですか?」
「うん。物置と化してる部屋があるからちょっと掃除すれば使えると思うよ」
「ありがとうございます!!」
じゃあテレビとかも持ってこうかな。
車だし、大丈夫だよね...?
あ、冷蔵庫とかもあるじゃん。
中身全部抜かないとダメかな?
ダメ...だよね。うん。
腐っちゃうと思うし、中身入れといたら電源入れとかないとで電気代使うし。
ブレーカーとか落としていこ。
「今日の夜また来るんで、その時に今持ってけないもの持ってっても良いですか?」
「持ってけないものとかあるの?」
「夜ここで使いたい物があって、置いてこうかと」
「そういうことね。置いてきな」
この家とももうお別れかぁ...
ま、あんな親と住んでた家だ。
借金の問題から逃れられたんだ。
切り替えできたってことで良いように捉えよう。
「じゃ、帰るか。」
「はい!」
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