アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
告白【ver.ktysr】
-
hirano.side
『ゆげぽー!』
『ふるこんさーん!』
『ふじくーん!!』
『かちょー!!』
俺の好きなやつは誰構わず可愛さを振りまくやつ。
天才と言われる彼は、バンド内だけでなく色んなところに人気だ。
俺は正直、告白成功の可能性あるんじゃないかと思っている。
俺の好きなやつはBLがOKやつ。
それに、この中じゃ一番みかると仲良い自信がある。みかる大好き度は誰にも負ける気がしない。
けど油断は禁物。早く自分のものにしなきゃ。
あーだめだ!!!失敗したときのこれからの関係って複雑だよな…
『かーちょー!どうしたの?』
「うぁ!みかる!脅かすなや…」
可愛さ満点の上目遣いで俺を見つめるみかるは、ゴロゴロが付いた椅子で遊んでいた。
可愛すぎだろ。
「なーみかる。好きな人っておる?」
『んー…今はいないかな…』
これってチャンスじゃ…
「みかる!その…彼氏枠あいてんなら俺が貰ってもええ?」
みかるはキョトンとした顔で俺を見つめた。
『んー…かちょせらかぁ…いや!かちょーは受けなの!!僕の中じゃ!!』
絶対に真剣に考えてない!!
しょうがないなぁ。わからせてやりますか。
俺はみかるに壁ドンをした。我ながら完璧。
「いーや、彼氏ポジションは譲れないわ。受け、だっけ?それはみかるの方やわ!」
みかる顔真っ赤…これは期待してもいいんだよね?
『…それは反則///』
あともうひと押し。
「みかる、好きや。俺のこと意識してくれてもいいんやで?」
「…こんなことされたら…意識しちゃうじゃん。」
かわいすぎかぁぁぁぁあ!!
みかる。必ず俺が振りかせてやる。
「どうしょうもないくらい惚れさせてやる。」
『…覚悟しとく。』
俺とみかるが付き合うまであと少し。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
3 / 49