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無理しないで〔sr君愛され〕3
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fj.side
みかるくんが辛い思いをした。俺のほんの一部のファンのせいで。
一部だからって、ほんの2、3人だからって、そんなの関係ない。
顔も名前も知らない奴の言葉で誰だって辛い思いをするんだ。
許せない。大好きで大切な俺達の仲間にこんな思いをさせるなんて。
俺達はスタッフさんを呼んで、みかるくんを医務室の方に運んでもらって、俺達は生放送を始めた。
元凶の奴等に届くかなんてわからない、けど誰かが変わってくれることを願って。
「どうもゆげです。緊急生放送集まっていただきありがとうございます」
ゆげぽの挨拶から始まってみんなにこの生放送の意図を話す。見に来てくれたこの中には、無関係なのに謝ってくれる子、親身に聞いてくれる子がたくさんいた。
「一部のファンだってことはわかってる。
けど!
何回も曲づくりのアドバイスとか、今日なんか熱出してぶっ倒れるくらい頑張ってくれたみかるの曲を貶すやつがいるのは許せない!
もしこの中に心当たりあるやついたら今すぐ消せ。そして二度とこんなこと言うんじゃねぇぞ!!」
課長が俺達の言いたいことを全部まとめて言ってくれた。そして放送を切る。
全員の意識が変わることなんてないと思うけど、少しでも変わってくれたらいいな。
「さっ、俺達のお姫様のところに行くか。」
課長の言葉にうなずき、みかるくんのところにむかった。
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