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Wデート〈hrnsr+fjhr〉3
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みかるくんと付き合い始めて約一ヶ月。好きすぎしょうがないのにかわいいとか、好きとかなかなか言えない…。
デートも結局いつも遊ぶみたいになっちゃうしさ、みかるくんに飽きられたら困る。
フジにダブルデートを提案したのは、フジとひらっちは付き合って一年以上。フジのデート術を学ぶため。
デートの集合場所では何故か女の子にナンパされる二人。みかるくんはルックスもスタイルも良くてめちゃくちゃモテるのは知ってる。
けどめっちゃモヤモヤする。
俺達を見て二人は飛んできた。フジがひらっちに可愛いねと声をかける。俺も言いたいんだけどうまく言えない…
可愛いのはほんとなんよ。というかこの地球上で生きてる人の中で一番かわいいと思う。
「みかるくん、ありがとう。ヒラに可愛い格好させてくれて、みかるくんも似合ってて可愛いよ!」
なんであんなナチュラルに言えるん?というかみかるくんにかわいいって言った…またもやもやする!!
モヤモヤしつつ、デートが始まった。最初はお化け屋敷。怖いのが苦手なみかるくんにかっこいいところを見せるチャンス!!
フジに頑張れと言われ、いざ中へ。
「課長…手繋いでてもいい?」
かわいいっ…
「お…おう。」
なんか喋れ俺。みかるくん困ってるやん。
「課長…その…うわぁぁぁ!!」
みかるくんが何か言おうとしたところにお化けが。みかるくんが抱きついてきた。
俺は反射的に抱きしめ返した。
するとみかるくんは笑顔になってくれた。何気に俺に向ける笑顔は今日初じゃない?
やっぱりデートってお化け屋敷なんやね。外に出るとヒラっちとフジが待っていた。
フジにうまく行ったことを伝えたる。
4人で次の場所に向かってるとき、みかるくんを可愛いという女や男が。やっぱりモヤモヤするなぁ…
「課長…?」
「ん?」
あー素っ気なさすぎでしょ今の返し。みかるくんしゅんとしちゃった。
「かちょさん!みかるくんちょっと借りるね!!」
ひらっちはみかるくんの腕を引っ張ってどこかいってしまった。
「かーちょーう!ヤキモチ妬きすぎ!!」
ヤキモチ?俺が?
「課長は付き合ってからみかるくんを可愛いとか、褒められたりするたびモヤモヤしてるでしょ。」
それってヤキモチなんか…気づかんかった。
「ライブとかイベントなら許せるんやけど…」
「課長、ヤキモチ妬くのは好きな証拠だろうけどさ、あんな態度じゃみかるくん辛いよ。ヤキモチやいちゃうのも全部話してみれば?」
「引かれたりせんかな…」
「しない!!保証する!!!」
よし、ちゃんと素直に行こう。
するとフジのスマホに電話が入った。
「フジ…どうしよう!みかるくんがいなくなっちゃった!!」
は…?
電話から聞こえるひらっちの声は泣いてる。
「ヒラ、今どこ?」
「○○の前。」
「わかった。そこから動かないでね。」
俺とフジはひらっちのところに走り出した。
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