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Wデート〈hrnsr+fjhr〉完
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フジとひらっちと別れてみかるくんを探す。俺たちといてあんなにかわいいって騒がれてたんに、そんなやつを一人になんてしたら…
走ってると人があんまりいないエリアについた。
はぁ…どこに行ったんだよ。
まさか誰かにお持ち帰られてないよな。
「たすけて」
みかるくんの声でそう聞こえた気がした。しばらく走ると、四人の男が誰かを囲っていた。
その誰か…それはみかるくん。
男はみかるくんの肩を触ってたり、腕をつかんだりしていた
それを見た瞬間的怒りがこみ上げてきた。
「みかる!!!!!」
「かちょ…!?」
みかるくんの目からはボロボロと涙がこぼれている。
「俺のみかるに触んじゃねぇ。」
目の前の汚い男らを蹴散らしてみかるくんを抱き寄せた。
男たちはつまらなさそうに去っていった。俺は追おうとしたけどみかるが止めた。
「みかる…」
「な…んっ///」
俺はみかるの唇にキスをした。
「か…ちょ…///」
あーもうかわいい。
よし言おう。言わなきゃ大事なこと。
「今日のみかるくんいつもに増してかわいい。俺のためなんやろ。ありがとうな。
お化け屋敷で怖がってるみかるくんも、キスしたときに照れて顔を真っ赤にするみかるくんも全部可愛い。」
「えっ…///」
みかるくん照れててかわええ。…って泣いてる!!
「ちょっ泣かんとってや!」
俺はみかるくんにヤキモチやきだと言うことを話して、でもそれくらい好きだと伝えた。
嫌われてないかな…
「嫌われてなくてよかった…僕から告白したから、課長優しいから…好きじゃないけど告白おっけーしてくれたのかなって…」
そっかそんな思いさせてたんか…
「ごめん。辛かったよな。俺、ちゃんとお前が好きやよ。お前に告白される前からずっと。もうこんな辛い思い絶対させないからな。」
「あっ二人に連絡してない!!」
フジとひらっちに連絡するの忘れてた。
フジとひらっちに、みかるくんを見つけたことと、二人で行動したい旨を伝える。
「みかるくん。行きたいところあるんやけど」
「二人と合流しなくていいの?」
「うん、二人で行きたいんや。」
そうしてみかるくんの腕を引っ張って向かったのは観覧車。ベタかもしれないけど遊園地来たら絶対に二人で乗りたかった。
ここの観覧車は大きくて一周20分。みかるくんと俺は向かい合って座っていた。
「みかるくん、俺の横来て。」
みかるくんは素直に隣に座った。
「俺さ、こういうベタなことしかできないんよ。」
そういいながらみかるくんを抱き締めた。
「課長。課長とデートできるならベタだってなんでもいいんだよ。僕は…その課長といるだけで幸せだから。」
「あーもうかわいすぎる。好きや。」
その時、花火が上がった。
パレードの光がキラキラ輝いているのが見える。
「みかる、これからもまたお前を泣かせちゃうことがあるかもしれない。けどこれだけはわかってくれ、みかるがすき。愛してる。」
「んっ///」
観覧車の頂上、そこでキスすると永遠に結ばれるジンクスがあるってよく聞く。けどそんなのはどうでもいい。
だってそんなことがなくても俺はずっとみかるが好きだから。
するとみかるに肩を叩かれた。
「…なが…いよ///けど…うれしかった///」
そのみかるの表情はとても綺麗で、バックの花火より何倍も輝いていた。
「みかる、今日泊まってもいい?」
「うん…最初からそのつもりだった…あの…明日はなにもないよ…だから///」
なにこの子…こんな誘い方どこで覚えてくるんや!もう理性が粉々になりそうなんやけど。
「帰ったら覚えとけよ!」
「う…うん///」
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