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風邪4
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hrn.side
「ふふっおかあさんだいすき」
たくさん泣いて眠ったみかるくん。急に笑顔でそんなこと言うもんだから、可愛すぎて俺ら全員可愛さに悶えた。
「課長とフジはみかるくんみててや。フルコンさんと俺でお粥作るから。」
さすがゆげぽ。
少年のような寝顔のみかるくんめっちゃ癒やされるわ。
結局みかるはゆげぽとフルコンさんが料理を作り終えるまで目が覚めなかった。
「みかるーお粥作ったで」
ゆげぽが優しくみかるくんを起こす。
「んん…」
みかるくんは眠そうに目を擦った。
ゆげぽがみかるくんにおかゆを差し出すと、みかるくんは首を傾げた。
「ほらみかるくん、口開けてや。」
「えっ?なんで…」
「なんでって、食べさせてあげるんよ。そんな力が入らないし、片手怪我してるんやから。」
そうフルニキが言うと素直にみかるは口を開けた。
「あーん。」
「は…はずかしい///」
かわいすぎかぁぁぁぁぁぁ!!!!!
そっか、みかるくんはちゃんと看病されてたのが小さい頃だから、きっと看病されるのに慣れてないんだろうな。
「みかる、薬飲もうか。」
「うん…」
薬を飲んでもう一回熱を測る。
みかるを撫でてあげるとふにゃっと笑ってめちゃくちゃ可愛かった。
「かちょ…ねつさがったよ…!!」
みかるくんの熱は38℃台まで下がってきた。よかった…
「ゆげぽ…かちょ…ふるこんさん…ふじくん…ありがとうね…」
あぁもう守りたいこの笑顔。
「みかるくん、次風邪引いたら絶対に頼ってな。」
「うん!!」
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