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傑様との生活にやっと慣れてきた頃。
笹倉家にきて1年が経っていた。
その頃、充様が1度成宮家に行くと言い出した。
俺の直接の主人は傑様だが、雇い主は充様。当然俺は逆らう権利はないし、そんなつもりもない。
傑様の執事として、俺は成宮家に戻った。
父親も母親も、充様を無下にする訳にはいかないらしく、歓迎された。
そこで、充様は俺の主人が傑様であることや、今の会社の話などを俺の両親に説明していた。
「充様、お話中申し訳ありません。どうしてもお繋ぎしなければならない電話があると、秘書室から……」
充様付きの執事が来て、充様が席を外した。
その場に残されたのは俺と、傑様。
途端に、両親の表情が変わった。
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