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学校①
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さてさて、皐月から逃げるように学校に来て今は平穏に過ごしています。
皐月は皐月なりに学校でやらなきゃいけないことも多いからね。
皐月が喋ってる声が教室に響くなか僕はいつも通りふつーに友達と喋っています。
「睦月ー!みんなでサッカーするんだけど
お前も来いよ!」
皐月がそんなことを言ってると皆が皐月のことを優しい人って思うけど本当はそうじゃないんだよね。
僕をただただ皆から孤立させたいだけ。
僕は運動も出来ないし…どうせサッカーやってもこけてダサいって笑われるだけ……。
だからって人気者の皐月のお誘いを断ったりなんかしたら皆から批判を受けて孤立する。
どっちにしても皐月の思い通り、だから僕は保健室に逃げ込む。
『ごめん…しんどいから保健室行くわ』
「睦月…俺も行こうか?」
はぁー、やっぱりそうなると思った。
心のなかで大きなため息をつくが本人の前でそれはいろいろヤバいんでね。
『大丈夫。皐月はサッカー頑張ってね』
僕がそう言うと皐月は不満気ながらも無理すんなよ!と言ってサッカーをしに行った。
さぁ、僕も皆にばれないように保健室行かなきゃ。
って思って来たけど保健室は無人。
先生が居なかったからちょっとさみしかった。
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