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ダウト!
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「龍太、ちょ、っ…んん」
やばい。人に触られるって、こんなにも違うのか。
自分で触るときと全く違う感覚に背中が粟立つ。
「…ビクってした。きもちい?」
「んっ、よくな…ぁっ」
よくない、良くない全然良くないこの状況が!
指先で先端をなぞられて腰が跳ねる。
大きな手のひらで包まれて上下に擦られる。
その度に耐えられない快感が俺を襲う。
「無理、も、無理っ…!」
快感に身を任せるがままにイッてしまった。
久しぶりとはいえ早すぎるだろ、ショック。
肩で大きく息をして、痺れた頭に酸素を送る。
「晶…」
「龍太、ちょ、離れて本当、お願い」
ありえないくらい恥ずかしくて、理解できない。
気持ちよかったことを認めたくない。
「…ごめん、でも俺本気だから」
「わかっ、わかったから!!」
分かんねーー!!!!
俺のどこにそんな魅力があるのか分かんねーよ!!
女子にキャーキャー言われてたイケメンが!
一友達だった俺をいつどこで好きになったのか!
「…俺のどこがそんなに好きなの?」
「好きになったのは、中2の夏、体調が悪いのを隠して体育祭の練習をしてたら、晶が気づいてくれたんだ」
「そうだっけ…?」
正直記憶に無さすぎる。
そんなことで…そんな些細なことで?
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