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ダウト!
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「…龍太って俺と遊んだことあったっけ」
しかし問題はそこ。
俺らは話はするものの、休日に遊ぶような仲ではなかった。
中学校の修学旅行も制服。
俺の私服を龍太が見たことはない…はず。
「ないけど…」
「何で俺の私服知ってんの?」
「……あー…中学んとき、女子が…『須藤くんっておしゃれで良くない?土曜日に偶然会って写メらしてもらったの!』……って言ってたから見せてもらって…」
なんだか歯切れの悪い答えだな。
でも俺はそんな覚えはない。
「あー…覚えてないや」
「…ごめん嘘。」
「え?何が?」
「…俺さ、その、晶…のこと………好きで…都築に、遊んだときの写メもらってた…」
都築っていうのは俺が当時とても仲の良かった友達で、毎週と言っていいほど遊んでいた。
都築は頭のいい学校に入ったので、高校生になってからは都合が合わず、疎遠になってしまった。
…っていうか。
「好き?お前が?俺を?」
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