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【せんさか】初めてで。~回想~
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All Senra side
「.....センラにそばにおって欲しい......デス.....///」
そんなこと言われたのは初めてで。
嬉しかったし、でも恥ずかしかった。
しかも、
男で。
最初は興味本位だった。
男が男と付き合うなんて常識では有り得ないし僕自身も正直考えられなかった。
でも、まぁ、好意を向けられて嫌な気はしないし浦島坂田船のメンバーだからより仲良くなれるという考えからはじまった付き合いだった。
それが......
「いやぁ、気づけばもう付き合って2年ですよ。彼女さん?」
(こうなるなんてなぁ......)
なんて言うと、
「なっ......!?せやから!!彼女呼びやめーやて!!
呼ばれる側は、恥ずかしいんやで......??///」
なんて言いながら赤い顔してぽかぽか叩く。
当然僕の彼女は優しいから叩くなんてしても力も入ってなければ勢いもない。
頭を撫でると子供っぽく見られて不満な時にほっぺをぷくーーーっと膨らます。嬉しい時は寄りかかってくる。
そんな仕草でさえも愛おしい。
(流石、僕の彼女やね。)
「結局、惚れたんはセンラやったんかぁ」
「へへっ、落としてやったぜ!」
なんてキラキラした笑顔で自慢げに言う。
「あほか、最初にセンラに惚れたんは坂田やろ??」
コツンと頭を軽く突き、
「む〜......。やって、かっこよくて優しいなんてそんなん目ぇ引かれるに決まっとるやん......」
こういうふうに自然とセンラを落としてくる。
(ほんまにこいつは......)
「はぁ......」
「えぇぇ!?なんで今ため息はいたん!?」
「......なんもないわ。......好きやで、坂田。」
......ギュッ......。
「......俺も、センラんこと......大好き......///」
(ほんま可愛いことしてくるわ......///)
日に日に坂田のこと好きになっとることなんか教えるわけないんやからな。
いつもありがとう。いつまでも一緒に歌おうな。
~END~
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